モロッコに初めて行ったとき、「え!?なにこれ?」って驚いたことがたくさんあったんだけど、何日か経つとその”ふつう”がじわじわ心地よくなってきて。
今回は、私が実際に体験したモロッコの「不思議だけど慣れた習慣」5つを紹介します。これは個人の体験談なので、すべての場面に当てはまるわけではありませんが、モロッコの文化の一面として楽しんでもらえれば嬉しいです。
① 時間の感覚がゆるやか!のんびりした時間の流れ
これはモロッコ文化の特徴のひとつ。日本のようにきっちりした時間感覚とは違って、もっとゆったりとした時間の流れがあります。
最初のころは戸惑うこともあったけど、だんだん「今はそういう時間の流れなんだな」って思えるようになってきました。この”ゆるさ”がなんか心に余裕をくれるんですよね。

② ヤギが木に登ってる!?アルガンの木の不思議な光景
これも最初は本気で目を疑った光景。アルガンの木の上に、ヤギが登っている。しかもめっちゃ自然。
ヤギはアルガンの木になる実が好物で、その果肉を求めて身軽さを生かして木を登ります。偶然本物に遭遇すると「え、本当にやってる!?」ってなります!
モロッコ南部にしか生息していないアルガンの木で、世界でここでしか見られないモロッコ名物になっています。写真映えもするし、現地ならではの不思議な風景のひとつです!

③ おつりの文化が日本と違う!小銭が重要
スークやローカルな場所でよくあるのがこれ!大きなお札で支払いをすると、おつりがすぐに用意できない場合があるよ。
また、お買い物の時だけじゃなくて、公衆トイレでも小銭が必要になることが多いんだよね。1〜2ディルハムで利用できるけど、大きい紙幣しかないと断られることもあるから要注意!
なるべく早めに小さいお金に崩しておくのが安心だよ◎
旅行者は小銭持ってた方が安心ってのは間違いないアドバイス。
小銭が必要な場面が思った以上に多いのに、なかなか小銭が溜まらないジレンマ…。
ちょっとした文化の違いだけど、知ってると旅がグッと快適になる!
④ フレンドリーな人が多い!でも注意も必要
「どこから来たの?」「バッグ可愛いね!」街を歩いてるだけで、すごく気さくに話しかけられることが多くてびっくり!
たいていはただの好意や興味で、すごくやさしい人たち。道を聞いたらめちゃくちゃ丁寧に教えてくれるし、助けられたこともたくさんあります!
ただ、観光地では客引きや自称ガイドもいるので注意も必要。「必要ない」ときはハッキリ断るのがコツ。ちょっと距離感を保ちつつ、モロッコの人懐っこさも楽しめたら最高!
⑤ 公共空間と私的空間の違い
道にはゴミが多い場所もあって、最初はちょっと驚くかも。
特に旧市街の細い路地なんかは、あんまり清掃が入らないのか、ゴミが目立つところも。
でもその分、おうちの中は本当にピカピカ!
どうやらモロッコでは「外と中は別もの」っていう感覚があるようで、おうちの中を大切にする文化なんだなぁって、すごく納得しました。
まとめ:違いを知るっておもしろい!
最初は「えっ!?」の連続だったけど、モロッコの暮らしや文化に触れていくうちに、「こういうのいいな〜」って思うようになりました。
旅って、観光地を巡るだけじゃなくて、その国の”ふつう”を体験することなんですよね。だからこそ、ちょっとした違いを楽しめる心の余裕、大事だなって実感しましたよ。
モロッコ旅行を考えている人は、こんな文化の違いも「旅の面白さ」って思ってくれたら嬉しいです。
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