カラフルなスークに異国情緒たっぷりの街並み、砂漠で見る満天の星空…。
そんな魅力に惹かれて「モロッコ行ってみたい!」って思ってるそこのあなたへ。
でもちょっと待って。
「モロッコって治安どうなの?」「女子ひとり旅って大丈夫?」そんな声もよく聞くのがリアルなところ。
今回は、モロッコをひとり旅したい女性に向けて、現地の治安事情や旅のコツを、ゆるっと本音でお届けします。
モロッコの治安ってぶっちゃけどう?
「モロッコって危なくない?」って、これから行く人なら一度は気になりますよね。
私も初めて行く前は、正直ちょっとビクビクしてました。
でも実際に何度も訪れてみて感じたのは――
モロッコは比較的安全。でも“油断しない”が鉄則!
観光客がよく訪れるエリアは、人も多くて明るい雰囲気。けれど、外務省の海外安全情報では2025年現在も「レベル1(十分注意してください)」になっています。つまり、観光はできるけど、スリやひったくりなど軽犯罪には気をつけてね、という意味です。
現地のリアルな声
実際に現地を旅した人たちの声を見ても、「注意さえすれば女性ひとりでも問題ない」という意見が多いです。
海外フォーラムのRedditでも、こんなコメントがありました。
“Morocco is generally safe, even for a woman traveling alone… Nothing will happen to you as long as you are careful.”
つまり「しっかり気をつけていれば女性の一人旅でも何も起こらないよ」ということ。
私の経験でも、変に怖がるより、堂々と歩いたほうがむしろ絡まれにくかったです。
女性一人旅で特に気をつけたいこと
特に女性の一人旅では、周囲の雰囲気に敏感になることが大切
- 夜のひとり歩きは避ける(特に21時以降)
- 人気のない路地には入らない
- 明るくて人通りのある道を選ぶ
- ホテルは安全なエリアを選ぶ(新市街がおすすめ)
これだけでも、トラブル回避率はぐっと上がるよ◎
服装マナーでトラブル予防!
モロッコはイスラム教国だから、露出が多い服装はNG。現地の人たちに不快感を与えないだけでなく、不要な注目を避けることもできるよ。
女性におすすめの服装
- 長袖トップス(薄手のものでOK)
- ロングスカートやゆるパンツ(足首まで隠れる丈)
- ストール(何かと便利!)
- 歩きやすい靴(石畳や砂地を歩くから)
体のラインが出るような服装は避けるのがベター。
ストールは現地で選ぶのも楽しい。値段交渉の練習にもなるし、色とりどりで選ぶのがワクワクする!
季節別のポイント
夏(6〜8月):暑いけど、タンクトップやショートパンツは避けて。薄手の長袖が日焼け対策にもなる。
冬(12〜2月):昼間は以外と暖かいから、重ね着できる服装で。砂漠ツアーに参加するなら、夜はかなり冷える。
ちょっとした交流が、旅の彩りに
道を歩いていると、現地の人に声をかけられることも多々。「コンニチハ〜」なんて日本語で話しかけられることも。
もちろん、全員が善意で声をかけてるわけじゃないから警戒心は超大事!でもなかには優しい地元の女性がいたりして、ちょっと嬉しくなる瞬間もあるよ。
声をかけられた時の対処法
大事なのは「距離感」と「直感」
- 怪しいな?と思ったら即スルーでOK
- 毅然とした態度や表情を抑える
- 不要ならきちんとNO!の態度をとる
- 「ラー、シュクラン」(いいえ、ありがとう)を覚えておく
特にスークでは客引きが多いから、興味がないものははっきり断ることが大切。曖昧な態度だと、しつこく付きまとわれることもあるよ。
公共交通機関では“バッグ前抱え”が基本!
電車やバスに乗るときは特に気を抜かないで。モロッコは交通網が発達してて移動しやすいけど、スリには要注意。
移動時の防犯対策
- バッグは前に抱える
- 財布やスマホは内ポケットへ
- 混雑時はなるべく壁側に立つ
- 貴重品は分散して持つ(財布を2つに分けるとか)
- コピーを取っておく(パスポート、航空券など)
特にカサブランカとラバト間の電車や、マラケシュの市バスは混雑することが多いから、特に注意してね。
タクシー利用時のコツ
プチタクシー(市内用の小さなタクシー)を使う時は
- メーターを使ってもらう
- 大体の料金を事前に調べておく
- 夜間は信頼できるホテルから呼んでもらう
グランタクシー(都市間移動用)は相乗りが基本だから、他の乗客がいる時は特に荷物に注意を。
スークでのお買い物、これだけは知っておいて!
モロッコの醍醐味といえばスークでのお買い物!でも、慣れないと戸惑うことも多いよね。
値段交渉のコツ
- 最初に言われた価格の3分の1から交渉スタート
- 「考えます」と言って一度その場を離れる
- 現金を見せない(財布の中身を見られないよう注意)
- 時間に余裕を持つ(急いでると足元を見られる)
スークで気をつけること
- 写真撮影は必ず許可を取る
- 商品に触る前に値段を聞く(触ったら買えと言われることも)
- ガイドを名乗る人に注意(勝手についてきて後でお金を要求されることも)
現地ツアー中も油断せず、しっかりセルフガード!
モロッコはとっても広くて、見どころもあちこちに点在してるから、移動には意外と時間がかかることも。そんな時、時間と体力を節約したいなら、現地発のオプショナルツアーを使うのもアリ!
現地ドライバーさんが案内してくれるから、ガイドブックに載ってない穴場や、とっておきの絶景スポットにも連れてってもらえたりして、旅が一気に濃くなるよ。タイパ・コスパ的にも◎!
ツアー選びのポイント
- 口コミをしっかりチェック
- 料金に含まれるものを確認
- キャンセルポリシーを確認
- ガイドの言語を確認(英語、フランス語が一般的)
でも、ツアーだからって気を抜いちゃダメ!バスの中でも貴重品は常に肌身離さず、斜めがけバッグやセキュリティポーチでしっかり守ろう。
宿泊先選びも安全対策の一つ
ホテル選びも治安対策の重要なポイント。特に女性一人旅なら、安全性を最優先に考えてね。
安全なホテルの選び方
- 新市街のホテルを選ぶ(旧市街より治安が良い)
- 24時間フロント対応のホテル
- 口コミで安全性をチェック
- 空港や駅からのアクセスが良い立地
リヤドという伝統的な宿が素敵なのでぜひ泊まってほしいところ。でも一人旅なら安全性を重視して立地や口コミを確認してね。安すぎるところは避けた方が無難。
緊急時の連絡先を控えておこう
万が一の時に備えて、これらの連絡先は必ず控えておいてね。
重要な連絡先
出発前に必ず以下の最新連絡先を外務省や大使館の公式サイトで確認してね
- 在モロッコ日本国大使館:外務省ホームページで最新番号を確認
- モロッコ国内緊急電話:現地で確認、またはガイドブックで最新情報をチェック
- 外務省海外安全相談センター:外務省海外安全ホームページで確認
クレジットカードの緊急連絡先も忘れずに外務省の安全情報チェックは必須!
出発前には外務省 海外安全ホームページをチェック!地域ごとの危険度や注意点がリアルタイムで更新されているから、プランを立てる際の参考になるよ。
特に「たびレジ」に登録しておくと、現地の最新情報がメールで届くから安心。
お金の管理も重要なポイント
現金の持ち方
- 大金は持ち歩かない
- 財布を2つに分ける(メイン用とダミー用)
- ホテルのセーフティボックスを活用
- クレジットカードも複数枚に分散
モロッコは現金社会だから、ある程度の現金は必要だけど、必要以上に持ち歩かないのが鉄則。
ATM利用時の注意
- 銀行併設のATMを利用
- 周囲に人がいないか確認
- 夜間の利用は避ける
- PIN番号を他人に見られないよう注意
食事の際の注意点
モロッコ料理は美味しいけど、お腹を壊さないよう注意も必要。
安全な食事のために
- 加熱されたものを選ぶ
- 生水は避ける(ミネラルウォーターを購入)
- 氷も避ける
- 屋台よりもレストランを選ぶ(特に一人旅の場合)
まとめ:不安もあるけど、それ以上に”行ってよかった”が待ってる国
モロッコの治安は完璧ではないけど、ちょっとの注意と準備があれば、十分安全に旅できる国。そのためには「油断しない、でもびびりすぎない」このバランスがめちゃくちゃ大事。
「安全=何も起きない」ではなく、「安全=自分でも防げることが多い」と思って行動することがポイント。
見たことない景色、美しい街並み、そして親切な人々との出会いは、きっと一生忘れられない思い出になるはず。
準備をしっかりして、素敵なモロッコ旅行を楽しんでね!
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