iPhone17で物理SIMはもう使えない!?
2025年9月、Appleが発表した iPhone17シリーズ。日本でも完全にeSIM専用となり、物理SIMスロットが廃止されました。
私はずっと物理SIM派でした。理由はシンプルで、万が一スマホが壊れたらSIMを差し替えて他の端末で使えるから。旅先では「通信手段が命」なので、この安心感が大きかったんですよね。
「じゃあ海外旅行ではどうしたらいいの?」 「モロッコみたいな国でもちゃんとつながるの?」
そんな不安に答えるべく、モロッコ旅行におすすめのeSIMを調べてみました。
eSIMってなに?旅行者目線でのメリット・不安点
基本の仕組み
- 物理SIM:カードを差し替えて通信する仕組み
- eSIM:スマホに内蔵された電子SIMに、データプランをダウンロードして使う仕組み
旅行者にとってのメリット
1. 出発前の準備が楽チン
- ネットで購入してQRコードを読み込むだけ
- 到着直後からネットにつながる
- 空港でSIMショップを探し回る必要なし
2. 紛失リスクがゼロ
- 小さなSIMカードをなくす心配がない
- パスポートと一緒に大事に保管する必要もない
3. 複数のプランを同時利用可能
- 日本の回線とeSIMを同時待受できる
- 緊急時の連絡手段を確保しながら、データ通信は海外用eSIMで節約
旅行者にとっての不安(私が物理SIM派の理由)
1. 端末トラブル時の対処が困難 スマホが壊れたときに、他のスマホへ差し替えて使うことができません。旅先でスマホが故障したら、通信手段をどう確保するか不安でした。
2. 設定に慣れていないと焦る 出発前に設定を済ませておかないと、現地で慌てることになります。
3. 現地での「とりあえず購入」ができない 物理SIMなら空港で「とりあえず買って差し替え」ができましたが、eSIMは事前準備が必須。
最近は改善されている点も!
でも最近は、再発行ができるeSIMサービスや、サブ機にも同じプランをインストールできるものも増えてきています。旅行者にとっても少しずつ安心できる環境になってきていると感じます。
モロッコの通信環境|実際のところどうなの?
モロッコの主要キャリア
- Maroc Telecom(マロックテレコム):最大手で全国カバー率が高い
- Orange Morocco:都市部で安定
- inwi:料金が比較的安い
多くのeSIMサービスは、Maroc Telecomの回線を利用しているので、地方や砂漠でも比較的つながりやすいです。
エリア別つながりやすさ
主要都市(カサブランカ・ラバト・マラケシュ・フェズ) → 4G/5G環境良好。速度も問題なし
アトラス山脈 → 観光地周辺は4G。山奥は3Gまたは圏外になることも
サハラ砂漠 → 観光ルートやキャンプ地では4Gが入ることが多い。私がツアーに参加したときも、特に不便を感じたことはありません。
海岸沿い(アガディール・エッサウィラ) → リゾート地なので通信環境良好
モロッコ旅行におすすめのeSIMサービス比較
【TORA eSIM】日本発の安心サービス
特徴
- モロッコを含む 190以上の国と地域に対応
- 使い切りプランから大容量までラインナップが豊富
- 完全日本語でのサポートがあるので、初めてのeSIM利用でも安心
- 設定方法の詳しい解説あり
⇒「初めてeSIMを使う旅行者」や「日本語サポート重視派」におすすめ

【JAPAN&GLOBAL eSIM】国内外シームレス
特徴
- 日本国内用プランと海外用プランをまとめて提供
- 渡航前の日本でも、現地でも、シームレスに使える
- 料金が比較的リーズナブルで、短期旅行者に向いている
- アプリで簡単管理
⇒「コスパ重視」「日本↔海外とスムーズに繋ぎたい人」におすすめ

【Airalo】グローバルeSIMの定番
特徴
- 世界最大級のeSIMプラットフォーム
- モロッコ専用プランが充実
- 日本語でのチャットサポート対応
料金例(モロッコ)
- 1GB/7日間:$8(約1,200円)
- 2GB/15日間:$14.50(約2,180円)
- 3GB/30日間:$20.50(約3,080円)
- 5GB/30日間:$31.50(約4,730円)
- 無制限/10日間:$38(約5,700円)※速度制限あり
⇒「定番を使いたい」「サポート重視」の人におすすめすすめ
【Nomad】デジタルノマド向け
特徴
- 長期滞在者向けの大容量プランが充実
- 複数国を周遊するバックパッカーや長期旅行者にぴったり
- リーズナブルな価格設定
- アプリで使用量の管理が簡単
⇒「ヨーロッパ+モロッコ周遊」「何カ国も回る人」におすすめ
KKdayでのワンストップ予約
KKdayの特徴
- 航空券・現地ツアーを予約するついでにeSIMオプションも追加可能
- まとめて予約できるので「バラバラに手配するのは面倒」という人には便利
- 現地ツアーと一緒に買える安心感
⇒「SIMの手配に時間をかけたくない人」「ツアー予約ついでにサクッと済ませたい人」におすすめ

よくある質問(FAQ)|モロッコ旅行とeSIMの疑問
Q1. モロッコの空港でeSIMは買える?
A. いいえ、空港で売っているのは基本的に物理SIMです。
そのため「iPhone17のように物理SIMスロットがない端末」では購入しても使えません。 モロッコに行くなら、日本でeSIMを事前に準備しておくのが必須です。
Q2. サハラ砂漠でもネットはつながる?
A. はい!観光地やメインルートでは4Gが普通に使えます。
モロッコの通信インフラは予想以上に発達しており、サハラ砂漠の観光地(メルズーガ、ワルザザート周辺)では4G接続が一般的です。砂漠ツアー中でも「旅の思い出をリアルタイムでシェア」できるレベル!
実際に私も 2024年に砂丘の上でLINE電話を試しましたが、とぎれとぎれで声はあまり聞こえず、画像もカクカクで会話にはなりませんでした。ただし、動画を送ったりメッセージを送ることは全然問題なし。想像以上に快適でびっくりしました。
とはいえ、完全な砂漠の奥地では電波が弱くなることもあるので、オフラインマップのダウンロードは必須です。
Q3. モロッコで一番つながりやすいキャリアは?
A. 主に Maroc Telecom(マロックテレコム) が最大手で、地方や砂漠でも電波が入りやすいです。
eSIMサービス(AiraloやNomadなど)も、このキャリアの回線を利用することが多いです。
Q4. 料金は高い?現地SIMの方が安い?
A. 物理SIMを現地で買えば安いこともあります(例:10GBで数百円〜)。
ただし以下の点を考慮すると、短期旅行ならeSIMの方が総合的にお得
- 言語の壁(アラビア語・フランス語が主)
- 購入の手間と時間
- 設定サポートの有無
- パスポート提示などの手続き
「時間と安心を買う」ならeSIM、「節約重視で現地語OK」なら現地SIMという選び方がおすすめ。
Q5. 時差があるけど、eSIMの有効期限は大丈夫?
A. はい、プランをアクティベートした時点から日数カウントが始まります。
モロッコは日本より-8時間(サマータイム時-9時間)の時差がありますが、eSIMの有効期限に影響はありません。
Q6. テザリングはできる?
A. ほとんどのeSIMサービスでテザリングが利用可能です。
友人や家族とのデータシェアも便利。ただし、データ消費量が増えるので容量は多めのプランを選ぶのがおすすめです。
まとめ|モロッコ旅行の通信事情と準備のコツ
モロッコの通信インフラは思った以上に発達していて、都市部や観光地では4Gが一般的。サハラ砂漠のツアー中でも、動画やメッセージの送受信は問題なくできるレベルでした(2024年の体験談)。ただし、LINE通話のようなリアルタイム通信はとぎれとぎれになることもあるので注意が必要です。
旅行者へのおすすめ準備
- 出発前にeSIMを準備しておくと安心
- 砂漠や山間部では電波が弱まることを想定し、Googleマップのオフライン保存は必須
- 通信をフル活用したい人は、安定性のあるプランを選ぶのがおすすめ
「旅の安心」は通信環境から。事前の準備で、モロッコの旅をもっと快適に楽しんでください!
みなさんのモロッコ旅行が素敵な思い出になりますように!


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