「あれ?シャワーしたのに髪がギシギシ…?」
モロッコの水は硬水です。
水そのものが日本と全然違うので、髪が急に乾燥したり、広がったり…。
せっかく旅行前に美容院でサラサラにしても、数日で台無しに…。
私は当初、本当に焦りました。でも大丈夫です。ちょっとした対策で髪はちゃんと守れます!
この記事では、モロッコ滞在中に私が実際に試して「これだけは持ってきてよかった!!」と感じたヘアケアを紹介します。
これから渡航する方、すでに硬水のギシギシと戦っている方の参考になればうれしいです。
まず知っておきたい|硬水が髪に与える影響とは
硬水には、カルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が豊富に含まれています。日本の水道水は軟水なので、普段はあまり意識することがありませんが、モロッコのような硬水地域では話が別です。
硬水で髪を洗うと、これらのミネラルが髪の表面に付着して膜を作ります。すると、髪のキューティクルが開いたままになり、水分が逃げやすくなってしまうんです。その結果、ゴワつき、キシキシ感、広がり、さらにはヘアカラーの色落ちまで引き起こしてしまいます。
最初はびっくりするかもしれませんが、対策さえしっかりしておけば本当に快適に過ごせますよ。むしろ、硬水対策を知っていれば旅の質がぐっと上がります。
まず最初に…アルガンオイルだけは絶対手に入れて!
モロッコといえばアルガンオイル。
髪にも肌にも万能で、硬水ダメージを救ってくれる心強い味方です。
アルガンオイルは、買う場所によって質が大きく変わります。
一番安心なのは、現地ツアーで立ち寄る工場直売のもの。製造過程を見学できて、100%ピュアオイルを購入できます。
スーク(市場)でも買えますが、混ぜ物が入っているものもあるので慎重に。
もし時間がなければ、マルジャンなどの大きなスーパーでも手軽に買えたりします。

私は以前来た時に購入していたものを日本から持参しましたが、現地で買う方がフレッシュでおすすめ。相場は100〜200MAD(約1,700〜3,400円)くらいでした。
※肌に合うか心配な方は、小さいサイズから試すと安心です。
シャワー後は“ヘアミルク+アルガン”で復活!

硬水シャワー後は本当にびっくりするほど髪がきしみます。トリートメントしても「あれっ?」ってレベル…。
そんなときの最強ケアがこちら
- タオルドライ後にヘアミルクをたっぷり
- さらにアルガンオイルを2〜3滴
- コームで優しくなじませる
- すぐにドライヤー(自然乾燥はNG!)
自然乾燥だと、髪のキューティクルがずっと開きっぱなしになってしまって、硬水の影響を余計に受けやすくなるんですよね。
だから、タオルドライのあと すぐにドライヤーの温風でしっかり乾かすのが大切!
乾かしていくうちに、さっきまでのガシガシ感がふわっと落ち着いていくのを感じられると思います。
私は N.(エヌドット)ヘアミルク を愛用。個人的には香りも好きで旅中のメンタルケアにもなりました。
現地シャンプーは刺激強め?日本のものを多めに持っていくのが安心
現地のシャンプーも悪くないんですが、匂いが強かったり、洗浄力が高めだったりします。
私は
- いつも使っている日本のシャンプー
- 泡立ちが悪くなるので少し多めに持参
これが最適解でした◎
荷物に余裕があれば、ミニサイズのトリートメントもぜひ持ってきてください。
私はいつも ディープレイヤー のトリートメントセットを持って行きます。普段から使っているものなので安心感があるし、何よりこの香りが好きなんです。
旅先でもお気に入りの匂いに包まれると、それだけで少し落ち着ける気がします。
家の水回りも乾燥がすごい…!
硬水の影響は髪だけじゃなく、
- 洗面台の水垢が白く残る
- 肌もカサつきやすい
- いつもより静電気が多い!
「乾燥×硬水」のダブルパンチはなかなか手強い…!
でも逆に言えば、ケアすれば本当に快適になる国です。
まとめ:準備しておくと旅の満足度が全然違う!
- モロッコは硬水なので髪が乾燥しやすい
- アルガンオイル+ヘアミルクは最強コンビ
- シャンプーは日本のものを多めに
- 小さめトリートメントは持参推奨◎
- 乾燥ケアで自分の機嫌が守れる!
髪が整うと旅がもっと楽しくなるし、写真を撮るのも楽しくなる!
慣れちゃえば、硬水も全然こわくない。安心してモロッコを楽しんでくださいね。
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