モロッコの暮らしってどんな感じ?のんびりだけど芯のあるリズムと食事事情を紹介!

モロッコ暮らしのリアル

旅のモロッコと、暮らすモロッコはちょっと違う

観光で訪れるモロッコは、刺激的でカラフルで、どこを歩いても「絵になる」世界。
だけど、少し長く滞在してみると、そこには穏やかで静かな“暮らしのリズム”があることに気づくんだよね。
早朝に聞こえるモスクのアザーン(お祈りの呼びかけ)、通りに流れるゆっくりした時間。
せかせかしてるのは観光客だけで、ローカルたちは「今を生きてる」感じ。
今回は、そんなモロッコのリアルな日常を、ちょっとだけ覗いてみてほしいなと思って、このブログを書いてみました。

朝は早く、でも動きはゆっくり

モロッコの朝は、アザーンで始まる。

日の出前、まだ暗いうちから、モスクから流れる祈りの声が聞こえてくるのが日常。
ローカルの人たちは早起きな人が多くて、6時台にはパン屋さんやカフェが開いていたりする。

特に男性はカフェで朝のミントティーやカフェノワール(濃いコーヒー)を飲みながら、友達と話してることも多いよ。

でも、動き自体はゆっくり。

「時間通りに動く」っていうより「流れに合わせて動く」って感じで、最初はびっくりするかもしれないけど、慣れてくるとそのゆるさが心地よくなってくるの。

ランチが1日のメインイベント?

モロッコでは、ランチがすごく大事にされてる。
家庭でも会社でも、ランチタイムには一度ちゃんと家に帰って、家族と一緒に食べることもあるくらい。

定番はタジンやクスクス。パンと一緒に手で食べるのがローカルスタイル。

ごはんの時間=コミュニケーションの時間。家族で「今日はどうだった?」って語り合うのも、モロッコらしい暮らしのひとつ。

昼寝文化、あります

お腹いっぱいになったら、ちょっと昼寝。
そう、モロッコにもちゃんと「昼寝文化」あるんです◎

お店が午後いったん閉まったり、14時〜16時ごろは人通りが少なかったりするのはこのせい。

最初は「なんでやってないの!?」って思っちゃうけど、ローカルの“午後のまったり感”を知ると、「ああ、これはこれでいいな」って思えるようになるよ。

夜ごはんは?意外とライトなモロッコの夜事情

「ランチがメイン」って聞くと、「じゃあ夜は何食べてるの?」って気になるよね。

実は、モロッコの夜ごはんって意外とライト。
昼にしっかり食べてる分、夜は**パン+チーズやオリーブ、ハリラ(モロッコのスープ)**みたいな、ちょっとしたもので済ませることも多いの。

特に家族と過ごす夜は、テレビを観ながら、みんなで少しずつシェアするって感じ。
「ちゃんと料理を作る日」もあるけど、毎日じゃないのがモロッコらしさ◎

しかも夜は遅めが基本。20時〜22時くらいにごはんを食べる人も珍しくない!だから17時くらいに小腹を満たすおやつを食べる。

都市部の若い世代や旅行者向けレストランでは、夜もしっかり食べる人もいるけど、基本的には**「夜は控えめ」**というのがローカルなスタイルだよ。

夜のモロッコ、街はどんな感じ?

夜の街は意外とにぎやか。
気温が下がる夕方以降に人が増えてくるから、夜のカフェや広場が一番活気づく時間だったりする。

家族連れが散歩してたり、屋台で軽食食べてたり、
「夜だから静か」っていうよりは「やっと動き出す」みたいな雰囲気かも。

週に1度のクスクスの日

モロッコには「金曜日はクスクスを食べる日」という習慣がある。

これはイスラム文化の影響で、金曜日はお祈り(ジュムア)がある特別な日。
この日は家族で集まって、クスクスを囲むのが定番。

レストランでもクスクスメニューが増えたりするから、旅行中に金曜日を挟むならぜひチェックしてみて!逆に金曜日以外ではクスクスを提供していないところもあるから注意!

まとめ:「ゆるやかな時間」を生きるということ

モロッコの暮らしは、時計に追われる日本の生活と全然ちがう。
焦らない、急がない、人との時間をちゃんと味わう。
そんな日々のなかで、「丁寧に生きること」の大切さに気づかされる瞬間が、何度もあったよ。

ただ旅するだけじゃなくて、その国の暮らしにちょっとでも触れると、感じ方も変わってくる。
もし、次の旅先を考えているなら——モロッコの“ゆるやかなリズム”、ぜひ体感してみて。

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