モロッコのカフェ文化を体験|ミントティー・路上コーヒー・ローカルカフェの魅力

モロッコの砂漠地帯で、移動中に飲み物を手にして休憩している場面 カフェ&グルメ

モロッコを旅していると、街のあちこちでカフェを見かけます。

通りに面した席でコーヒーを飲みながら、のんびりと過ごす人たち。特に男性客が多いローカルカフェの光景は、初めてモロッコを訪れたときに印象に残ったことのひとつです。

そして、私がもうひとつ驚いたのが、地方の道路脇で見かけるエスプレッソの移動販売。

車で走っていると、何もないような場所に突然コーヒーワゴンが現れることがあります(笑)。

モロッコといえばミントティーのイメージが強いかもしれませんが、実はコーヒーも身近な飲み物です。

この記事では、実際にモロッコで見聞きしたミントティーの習慣や路上のエスプレッソワゴン、ローカルカフェと観光客向けカフェの違いなどを紹介します。

 モロッコの「おもてなし」=ミントティー

モロッコを代表する飲み物といえば、やっぱりミントティー。
緑茶に生のミントと砂糖を加えた甘いお茶で、小さなグラスに注いで飲むのが一般的です。

ポットを高く持ち上げてグラスに注ぐ姿も、モロッコではおなじみの光景。お店や家庭によって甘さやミントの量が違うのも面白いところです。

ミントティーは、食事のときだけでなく、会話を楽しむときや仕事の合間にも飲まれています。

私のモロッコ人の友人は、いつでもミントティーを淹れられるように、ガスバーナーやポット、茶葉を車のトランクに積んでいるそうです。
ホテルの部屋でも自分で淹れて飲むことがあると聞いて、そこまで好きなんだ!と驚きました(笑)。

モロッコで過ごしていると、ミントティーは単なる飲み物ではなく、日常のひと息や人との交流に欠かせない存在なんだなと感じます。

モロッコのレストランで、食事と一緒に出されたミントティー
ご飯のお供にもミントティー

路上ワゴンのエスプレッソがアツすぎる

モロッコで車移動をしていると、道路脇に突然コーヒーの移動販売車が現れることがあります。
小さなバンの荷台には、なんと本格的なエスプレッソマシン!
初めて見たときは、こんなところでコーヒーが飲めるの!?と驚きました(笑)。

私がこうしたワゴンを利用するようになったのは、モロッコ人の友人がドライブの途中によく立ち寄っていたからです。

「飲む?」
「飲むー!」

そんなやり取りをして、道路脇でちょっとコーヒー休憩。
エスプレッソは、私が利用したときで1杯6〜9MADほどでした。

ワゴンによってはビスケットやチョコレートなどのお菓子も売られていて、コーヒーと一緒にちょっとしたおやつを買うこともできます。

街中のカフェでゆっくり過ごすのとは違い、車での移動中に気軽に立ち寄れるのが、このワゴンの面白いところ。

モロッコで見かけた、車の荷台にコーヒーマシンを載せた移動販売の様子
車の荷台にエスプレッソマシン。道路脇で営業するコーヒーワゴン

コーヒーを片手に周囲の景色を眺めながら、少しだけ休憩する時間も好きでした。

ただし、こうしたワゴンは地方の道路脇で見かけることが多く、徒歩で探して行けるような場所とは限りません。
私自身も、友人の車で移動していたからこそ出会えた、モロッコの日常風景のひとつです。

モロッコの砂漠地帯で、移動中に飲み物を手にして休憩している場面
写真の右側、わずか2〜3メートル先には道路があります(笑)

ローカルのカフェ vs 観光客向けカフェの違い

モロッコにはたくさんのカフェがありますが、場所やお店によって雰囲気はかなり違います。
私が実際に見てきたカフェを、大きく2つのタイプに分けて紹介します。

ローカル向けカフェ(通称:おじさんカフェ)

地元の男性たちが集まり、コーヒーやミントティーを飲みながらのんびり過ごしているカフェ。

私が見かけたお店では、こんな特徴がありました。

  • お客さんは男性が中心
  • コーヒーやミントティーが定番
  • テレビでサッカーやニュースが流れている
  • 通りに面した席で長時間くつろいでいる人も多い
  • 喫煙している人が多く、煙が気になるお店もある

特に印象的だったのは、通りを眺めながら過ごしている男性たちの姿です。
最初は視線が気になって戸惑うこともありましたが、目が合ってお互いに笑顔を交わしたこともありました。

日本のカフェとはまた違う、モロッコの日常を感じられる光景です。

観光客も利用しやすいカフェ

観光地や新市街には、カプチーノやスムージー、軽食などを楽しめるカフェもたくさんあります。

  • コーヒーだけでなく、ジュースやスムージーなども充実
  • パンやパスタなどの軽食を提供するお店もある
  • おしゃれな内装やテラス席がある
  • Wi-Fiを利用できるお店もある
  • ローカル向けの小さなカフェより価格が高めの場合もある

こうしたカフェは、観光の合間に休憩したいときや、ゆっくり食事を楽しみたいときにも便利です。

女性ひとりでも入りやすいカフェは?

私もモロッコ人の友人と一緒に、地元の男性客が集まるローカルカフェに入ったことがあります。
ただ、女性ひとりで入るとなると、正直まだ少し勇気がいります(笑)。

もちろん、ローカルカフェだから女性が入れないというわけではありません。それでも、男性客が大半のお店では、少し入りにくいと感じることもあります。

女性ひとりで利用するなら、女性客や家族連れ、観光客も利用しているカフェの方が、気兼ねなく過ごしやすいと思います。

私自身も、ひとりでカフェに入るときは、無理をせず居心地よく過ごせそうなお店を選びたいと思っています。

まとめ|モロッコのカフェは日常を感じられる場所

モロッコを旅していると、街のカフェだけでなく、道路脇の小さなコーヒーワゴンなど、さまざまな場所でお茶やコーヒーを楽しむ人たちに出会います。

通りを眺めながらゆっくり過ごす人たち、仕事の合間にミントティーを飲む友人、ドライブの途中でエスプレッソを楽しむ時間。

どれも特別な観光体験ではありませんが、私にとってはモロッコの日常を感じられる、印象深い光景でした。

観光客が利用しやすいおしゃれなカフェもあれば、地元の人たちが集まるローカルカフェもあります。

モロッコを訪れたら、観光の合間にカフェでひと休みして、街の雰囲気を楽しんでみてください。

きっと、観光名所を巡るだけでは気づかなかったモロッコの一面に出会えると思います。

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