モロッコ料理は日本人の口に合う?定番料理・味・辛さを実体験で紹介

カフェ&グルメ

モロッコ旅行を考えていると、「料理って口に合うのかな」「辛いものが苦手なんだけど大丈夫?」と気になる人も多いと思います。

この記事では、実際に何度もモロッコを訪れ、現地で食べてきた経験をもとに、味の印象や定番料理、朝食の様子まで紹介します。

モロッコ料理をまだ食べたことがない方も、旅行前の参考にしてみてください。

モロッコ料理は日本人の口に合う?

初めてモロッコに行ったとき、「住めるな、ここ」と思った理由の一つが食べ物でした。
雰囲気が好きだったのはもちろんですが、料理の味が個人的にかなり口に合ったんです。というより、素直に「美味しい」と思える料理が多かった、というのが正直な感想です。

もちろん3週間ほど滞在すると、さすがに「お米が食べたい!」と思う瞬間はありますし、滞在中は味噌汁を結構飲んでいました。それでも、モロッコ料理は私にとって食べやすく、日本人にも親しみやすい味の料理が多いのではないかと感じました。

モロッコ料理は辛い?

モロッコ料理と聞くと、スパイスを使った辛い料理をイメージする人もいるかもしれませんが、私が現地で食べた料理は、意外にも辛さが控えめなものが多かったです。

スパイスは香りづけとして使われることも多く、唐辛子のような刺激的な辛さというより、複数のスパイスが織りなす「異国の香り」という印象の方が強く残っています。

もちろん、辛い料理もあります。実際に、現地の友人が作ってくれたベルベルオムレツには、唐辛子が丸ごと1本入っていたこともありました(笑)。

料理やお店によって辛さは異なりますが、私にとってモロッコ料理は「辛い」というより、スパイスの香りを楽しむ料理という印象です。

モロッコの定番料理5選

タジン

タジンは、円錐形のふたが特徴的な土鍋で、肉や野菜をスパイスとともにじっくり煮込んだモロッコの代表的な料理です。

鶏肉や牛肉、野菜など、使う食材によって味わいが異なり、お店によってもさまざまな種類があります。

私が特に好きなのは、チキンとレモンのタジン。レモンの風味とスパイスの香りが楽しめて、何度でも食べたくなる味です。
辛さが控えめなものも多く、初めてモロッコ料理を食べる方にもおすすめしたい一品です。

チキンとレモンのタジン
野菜たっぷりのタジン

クスクス

クスクスは、小麦のセモリナ粉から作られた小さな粒状の食べ物で、野菜や肉、スープと一緒に食べるモロッコの定番料理です。
実は、初めてクスクスを食べたときは、あまり好みの味ではありませんでした。でも、何度か食べるうちに、お店によって味わいが結構違うことに気づきました。

最初に食べて口に合わなくても、別のお店で試してみると印象が変わるかもしれません。

モロッコでは、金曜日に家族で集まってクスクスを食べる習慣があります。私も現地の人から、金曜日は家族でクスクスを食べる日だと教えてもらいました。

以前、レストランで食事をしていたとき、周りのモロッコ人ビジネスマンたちが揃ってクスクスを食べているのを見かけました。

そこで初めて「あっ、今日金曜日か!」と気づいたんです(笑)。
旅行中って曜日感覚がなくなりがちですよね。すでにタジンを注文していた私は、「せっかく金曜日だったなら、クスクスにすればよかった!」とちょっと後悔しました。

エッサウィラのお土産屋さんでごちそうになったクスクス

ブロシェット(モロッコの串焼き)

ブロシェットは、肉を串に刺して焼いた料理です。羊肉だけでなく、鶏肉や牛肉など、さまざまな種類があります。

実は私、羊肉特有の匂いが苦手で、普段はあまり食べられません。ところが、モロッコで食べたブロシェットは、不思議と匂いが気にならず、美味しく食べられたんです。

最初は「モロッコの羊肉は新鮮だからなのかな?」と思っていたのですが、後日、日本でサイゼリヤのアロスティチーニを食べたときに、ふと気づきました。

「このスパイスの香り、モロッコで食べた串焼きに似てる!」

サイゼリヤのスパイスは私には少し控えめに感じましたが、モロッコで食べた串焼きにはしっかりスパイスが使われていました。

もしかすると、スパイスの香りのおかげで羊肉特有の匂いが気にならなかったのかもしれません(笑)。

モロッコのレストランで提供された串焼き料理と付け合わせ
モロッコのレストランで食べたブロシェット

ベルベルオムレツ

ベルベルオムレツは、トマトや玉ねぎなどの野菜をスパイスで煮込み、卵を加えて仕上げるモロッコの卵料理です。

私がお店で食べたものは辛さが控えめで、トマトの旨味を感じる優しい味わいでした。
一方、現地の友人が作ってくれたベルベルオムレツには、なんと唐辛子が丸ごと1本!

同じ料理でも、作る人によって味や辛さが違うのも面白いところです(笑)。

お店で食べたベルベルオムレツ
友人が作ってくれたベルベルオムレツ

ハリラ

ハリラは、トマトや豆、香草、スパイスなどを使ったモロッコの伝統的なスープ料理です。短いパスタのような麺が入っていることもあり、具だくさんで食べ応えがあります。

日本の味噌汁とは味が違いますが、モロッコでは身近なスープ料理のひとつ。スパイスの香りは感じられるものの、辛さは控えめなことが多く、温かくてほっとする味わいです。

ただし、豆やパスタが入っているので、スープとはいえ意外とお腹にたまります。メイン料理も楽しみたい場合は、最初にハリラを飲みすぎないように注意してくださいね(笑)。

お店によって見た目や具材にも違いがあり、同じハリラでも味わいや食感はさまざまです。ホテルで食べたものとレストランで食べたものを比べても、それぞれ違った美味しさがありました。

ホテルで食べたハリラ
レストランで食べたハリラ

モロッコではどんな朝食を食べる?

モロッコのリヤドに宿泊すると、パンやオムレツなどの卵料理、ヨーグルトなどが朝食に並ぶことがあります。

特に印象的だったのは、パンにつけるものの種類の多さ。バターやジャム、はちみつ、アルガンオイル、オリーブオイルなど、いろいろな味を楽しめました。

飲み物もコーヒーや紅茶、オレンジジュースなどが用意されていて、私が泊まったリヤドでは朝から品数が豊富なのも印象的でした。

また、朝食の楽しみは料理だけではありません。フェズのリヤドでは、色鮮やかなモロッコの陶器に料理が盛り付けられていて、食器を眺めるだけでも楽しい時間でした。

フェズのリヤドで食べた朝食。食器もかわいい
別のリヤドで食べた朝食。目玉焼きとミントティー

モロッコ料理に飽きたらどうする?

モロッコ料理が続くと、たまには違う味が恋しくなることもあります。

そんなときは、スーパーのデリコーナーでお惣菜を買って帰ったり、スーパーに併設されているパン屋さんで手頃な価格のパンを買ったりするのもおすすめです。

また、マラケシュの新市街ゲリズには中華料理店もあるので、食べ慣れた味が恋しくなったときの選択肢になります。

モロッコのスーパーでの買い物や、実際に購入したお惣菜については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶モロッコのスーパー「マルジャン」で買い物してみた|3週間滞在中のリアルな購入品と注意点

まとめ

モロッコ料理は、辛さを心配するよりも、優しい味わいと香り豊かなスパイスを楽しむ料理だと感じています。

私自身、実際に食べてみて日本人にも親しみやすい味の料理が多いと感じました。

食事が心配でモロッコ旅行をためらっている人も、ぜひ現地で気になる料理を試してみてください。思いがけず、お気に入りの一皿に出会えるかもしれません。

あわせて読みたい

モロッコ旅行で食中毒を避けるには?危険な食べ物・安全な料理を実体験で解説
モロッコ旅行で食中毒を防ぐために知っておきたいポイントを実体験をもとに解説。危険な食べ物・比較的安心して食べられる料理・屋台選びのコツ・飲み水対策まで旅行者向けに分かりやすく紹介します。
モロッコのスーパー「マルジャン」で買い物してみた|3週間滞在中のリアルな購入品と感想
3週間モロッコに滞在中、現地スーパー「マルジャン」で実際に買い物してみました。購入した食材や日用品、価格感、注意点まで、暮らす目線でリアルにまとめています。
モロッコ旅行完全ガイド|初めての観光・日数・モデルコース・準備を実体験で解説
モロッコ旅行に行ってみたいけれど、何日あればいい?どの街を回る?サハラ砂漠にはどうやって行く?治安や服装は大丈夫?と、調べることが多くて迷ってしまいますよね。私も初めてモロッコを訪れる前は、分からないことだらけでした。その後、実際に何度もモ...

コメント