モロッコ旅行で人気の観光地「シェフシャウエン(Chefchaouen)」。
青い建物が立ち並ぶ幻想的な街並みから、「青い街」として世界中の旅行者に知られています。
私はツアーでカサブランカからフェズへ向かう途中、シャウエンに1泊しました。今回はシャウエンの街並みや気候、行き方、注意点まで実体験をもとにご紹介します。
シャウエン基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | Chefchaouen(シェフシャウエン) |
| 場所 | モロッコ北部 リーフ山脈のふもと |
| 通称 | 青い街 |
| フェズから | バスで約4〜5時間 |
| おすすめ滞在 | 日帰り〜1泊 |
| 特徴 | 青い街並みとフォトスポット |
シャウエンはなぜ青い?青い街と呼ばれる理由
シャウエンを訪れた人が必ずと言っていいほど気になるのがなぜこんなに青いのかという疑問。

諸説あり、「ユダヤ人の習慣」「蚊よけ」「避暑」などいくつか候補がありますが、実は決定的とまで言える説はありません。現地に生まれ育った人に聞いても「わからない」という答えが返ってくることも多いそうです。
結局のところ「誰が最初に塗ったか」は謎のまま。けれどその曖昧さこそが、この街の青をより魅力的にしているとも言えます。
理由はわからなくても、青い街が美しいことは間違いありません。
シャウエンの気候と気温|ベストシーズンは?
私が訪れたのは10月でした。日中は過ごしやすい気温でしたが、シャウエンはモロッコ北部・リーフ山脈のふもとにある街で標高が少し高いため、朝晩はかなり冷え込みます。

朝食の時間帯に気温11度という日もあり、屋上テラスでの朝ごはんは震えながら食べることになりました(笑)。その時、周りの欧米の方々がハーフパンツで涼しい顔をしていたのがとても印象的でした。私はウルトラライトダウンにトレーナーというしっかりした防寒スタイルだったのに…。
秋〜冬に訪れる方は、重ね着できる防寒着を必ず持参することをおすすめします。
シャウエン観光|街を歩くだけでフォトスポットだらけ
シャウエンの旧市街は、どこを切り取っても絵になります。青い階段、青い壁、カラフルな植木鉢…歩いているだけで次々とシャッターを切りたくなる場所が現れます。

「この青い階段を下ったらどこへ続くんだろう?」と思いながら路地を歩く感覚がたまりません。写真好きの方や女子旅にとって、シャウエンは特におすすめの街です。

写真をきれいに撮るには、太陽が上がってきた午前中がもっとも撮りやすい時間帯です。
路地が狭いため、朝や夕方は光が差し込みにくく、真昼は影のコントラストが強くなりすぎることがあります。
シャウエンの主な観光スポット
ウタ・エル・ハマム広場(シャウエン観光の中心)
旧市街の中心に位置する広場で、地元の人々や観光客が集まる街の中心地です。広場の周りにはカフェやレストラン、お土産屋さんが立ち並んでいます。シャウエン観光の起点としても最適な場所で、ここを中心に散策を始めるのがおすすめです。

カラフルな植木鉢の階段(シャウエン人気フォトスポット)
青い壁と長い階段に沿って、オレンジや赤や黄色のカラフルな植木鉢が飾られた、シャウエンを代表するフォトスポットです。撮影のために並ぶこともあるほど人気が高いので、早朝に訪れるのがおすすめです。

カスバ(城塞)
ハマン広場の奥にある17世紀に建てられた城塞で、館内は博物館になっており、楽器や衣装、工芸品などを展示しています。建物の最上階からはシャウエンの街を一望できます。
スペイン・モスク(丘の上のモスク)
夕焼けを見るなら高台にあるスペイン・モスクがおすすめです。メディナの西端のオンサー門から歩いて20〜30分ほどかかる場所にあり、メディナはもちろん新市街や周囲の山々をも含む広大な眺望が楽しめます。私自身は訪れていないのですが、シャウエンを訪れる方にはぜひおすすめしたいスポットです。
地元のおじさんの家の屋上からの絶景(番外編)
観光スポットではありませんが、私が一番印象に残っている体験をご紹介します。
一人で街をぶらぶらしていたら地元のおじさんに声をかけられ、「以前日本人が下宿していたんだ」と言いながら、なんと自宅の屋上からシャウエンの景色を見せてくれました。
観光地では味わえないような温かいひとときで、モロッコの人々の親切さを改めて感じた瞬間でした。

日本語を話すお店の店主「サイトウさん」(番外編)
私が滞在中、日本語が話せる店主のいるお店でご飯を食べる機会がありました。日本語が通じる安心感はやはり格別で、会話も弾みました。
ちなみにその店主、「サイトウ」と名乗っていました…(笑)。
理由は聞けませんでしたが、モロッコでサイトウさんに出会えるとは思ってもみませんでした。

シャウエンの注意点|ハシシの勧誘
穏やかで過ごしやすい街ですが、ひとつだけ注意点があります。
シャウエン周辺地域はモロッコにおけるハシシ(大麻)の主要な生産地のひとつとなっており、ハシシが販売されていることがあります。観光客に声をかけてくるケースも報告されています。
ハシシはモロッコ国内でも違法であり、日本では当然のことながら厳しく罰せられます。声をかけられても、無視してその場を立ち去るようにしましょう。私自身は声をかけられたことはありませんでしたが、知識として頭に入れておくと安心です。
シャウエンへの行き方
シャウエンへは電車が通っていないため、CTMバス、グランタクシー、またはツアーでアクセスするのが一般的です。
フェズからバスで移動する場合、所要時間は約4〜5時間が目安です。移動時間がかかるため、日帰りより1泊以上の滞在がおすすめです。
フェズからシャウエンへは、日帰りツアーを利用する旅行者も多いです。
手軽に行きたい方は、GetYourGuideでフェズ発のツアーも探せるので、利用してみてください。
ツアーなら移動やチケット手配を気にせず、効率よく青い街を観光できます。
まとめ|シャウエンは一度は訪れたい青の別世界
シャウエンはフェズから日帰りで訪れることもできますが、ゆっくり街歩きを楽しむなら1泊するのがおすすめです。
- どこを歩いてもフォトスポット
- 写真は午前中がベストタイム
- 朝晩は冷えるので防寒着必須
- ハシシの勧誘は無視してOK
- フェズからバスまたはツアーでアクセス
シャウエンは、モロッコ旅行の中でも特別な体験ができる街です。青い世界に迷い込んだような非日常感を、ぜひ実際に体感してみてください。
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※海外からのアクセスもあるため、簡単な英語ガイドも掲載しています。
日本語部分だけで内容は完結していますので、必要な方のみご覧ください。
Summary for English speakers
Chefchaouen is a beautiful blue city in northern Morocco
Walking through the narrow streets of the medina is one of the highlights of visiting Chefchaouen. The blue-painted walls and small alleys create a unique atmosphere that many travelers love.
If you are traveling in northern Morocco, Chefchaouen is definitely worth visiting.
▶Walking through the blue streets of Chefchaouen

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