モロッコに行ってまず驚いたのが、カフェ文化の濃さ。
街を歩けばカフェ、カフェ、カフェ。カフェが隣り合ってるのはよくある光景。
男性たちが通りに面した席でじーっと座ってる姿、見たことある人も多いかも?
今日はそんなモロッコのリアルなカフェ文化と、ローカル vs 観光客向けカフェの違いをまとめてご紹介します。
モロッコの「おもてなし」=ミントティー
▼ミントティーの特徴
・緑茶ベース+たっぷりの生ミント
・そこに砂糖どっさり!(甘いのがデフォ)
・小さなグラスで飲む(カップじゃなくて)
・上から高〜く注ぐのが礼儀(泡立ち大事)
モロッコの人たちは、このミントティーを朝・昼・晩、何度でも飲むよ。
私の友達のドライバーは、ミントティーを飲むためにキャンプとかで使うガスバーナーとポット、茶葉をいつもトランクに積んでるんだって。
ホテルの部屋でもよく自分でミントティーを淹れて飲んでるんだって!
会話のお供でもあり、仕事の合間の一息でもあり、人生の潤滑油みたいな存在。

路上ワゴンのエスプレッソがアツすぎる
観光ガイドにはなかなか載ってないけど、ローカルおじさんに人気なのが道路わきのエスプレッソワゴン!
小さなバンとか屋台ワゴンが通りに停まってて、エスプレッソマシーンを車内に装備!
おじさんが手際よくショットを入れてくれて、1杯6〜9MAD(約90〜140円)くらい。

しかも、そういうワゴンの中にはちょこっと駄菓子的なお菓子たちが♡
ビスケット、チョコ、モロッコ風グミみたいなやつ……だいたい**1〜3MAD(15〜45円)**で買えて、これがまたコーヒーと相性バッチリ!お菓子多めワゴンと少なめワゴンがあるけど、チョコレートは必ずある!
「ちょっとひと休み〜」って感じで立ち寄る人も多くて、
カフェでじっくり座るスタイルとはまた違ったスタイル。 コーヒーは美味しいし、景色は最高だし、モロッコならではの風景だなって感じたよ

「じーっと見る文化」って面白い
カフェに座ってるモロッコのおじさんたち、ずーっと通りを眺めてるの。
最初は「なに見てるんだろ…私?えっ?」って戸惑ったけど、どうやらモロッコでは“観察する”ことも娯楽のひとつ。あからさまなジロジロに日本ではない文化に最初は戸惑う。
もちろんジロジロ見られるのは今だって苦手だけど、慣れてくると気にしなくなる。
※ただし、女性ひとりの時は露出控えめで、なるべく人通りの多い場所が安心だよ!
ローカルのカフェ vs 観光客向けカフェの違い
モロッコには本当にたくさんのカフェがあるけど、
ちょっと雰囲気が違うんだよね。
ローカル向けカフェ(通称:おじさんカフェ)
- 男性だらけ(女子はほぼいない。いても店員さん)
- コーヒー or ミントティー
- テレビでサッカーかニュース流してる
- めっちゃ安い(1DHM〜5DHMくらい)
- 長居OK!Wi-Fiも繋がること多い
- 基本的に全席喫煙OKのため人が多い時の店内はモクモク
「観察する」のが大好きなモロッコの人たち。
通りを行き交う人をぼーっと眺めながら、数時間過ごしてるおじさんたち、たくさんいる。
観光客向けカフェ(おしゃれ系カフェ)
- フレンドリーな店員さん
- カプチーノ、スムージー、パスタまである!
- モロッカンインテリアがかわいい♡
- Wi-Fiあり(リモート作業にも◎)
- 値段は観光地価格(15DHM〜40DHMくらい)
女性が入りやすいカフェって?
基本的にローカル向けの“おじさんカフェ”は、男性比率100%みたいな空気感。
入れないことはないけど、ちょっと肩身が狭い時も。
一方で、観光客向けのカフェ(ラテ・カプチーノ・Wi-Fiあり系)は、女子旅でも入りやすくて安心。
店員さんもフレンドリーで、「Welcome〜♡」って感じで迎えてくれるよ。
【まとめ】カフェは文化そのもの!
モロッコのカフェは、ただの飲食店じゃなくて、人と人をつなぐ場所。
そこで生まれるおしゃべり、ミントティーの香り、のんびり流れる時間……
全部まるっと含めて、「モロッコらしさ」を味わえる場所なんだなって感じたよ。
リモートワーク派にも嬉しいカフェが増えてきてるし、
時間がある人はモロッコでの「カフェ活」、ぜひ楽しんでみてね!
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