前回紹介したアトラス山脈1泊2日ツアーで宿泊したのが、イムリル村にあるRiad Jnane Imlil(リヤド ジュナン イムリル)です。
アトラス山脈というと、トレッキングや大自然が注目されがちですが、私にとって一番印象に残ったのは、このリヤドで過ごした時間でした。
木のぬくもりを感じる部屋、テラスから眺めるアトラス山脈、ウェルカムティーや美味しい食事…。
特別なことは何もしていないのに、「また泊まりたい」と思えるほど心地よい時間を過ごせた宿です。
今回は、実際に宿泊して感じた魅力や食事、部屋、景色などを写真とともに紹介します。
Riad Jnane Imlilとは?
イムリル村にある山あいのリヤドです。
Riad Jnane Imlilは、北アフリカ最高峰トゥブカル(標高4,167m)の麓、イムリル村にあるリヤドです。
マラケシュから約67km、車で1時間半〜2時間ほどの距離にあり、トゥブカル登山やアトラス山脈トレッキングの拠点としても知られています。
イムリル村には多くのリヤドがありますが、その中でもRiad Jnane Imlilは比較的グレードの高い宿として知られています。
今回私はアトラス山脈1泊2日ツアーに参加し、その宿泊先としてこちらに泊まりました。個人で予約したわけではなく、ツアーに組み込まれている形での滞在でした。
実際に宿泊してみた
チェックイン
到着すると、部屋までウェルカムティーとお菓子を運んできてくれました。
長時間の移動とトレッキングのあとだったので、この温かいおもてなしにほっとしたのを覚えています。
テラスでアトラス山脈を眺めながらゆっくりミントティーを飲む時間は、とても贅沢でした。旅の疲れが少しずつほどけていくようで、「ここに泊まって良かった」と最初に感じた瞬間でもあります。


部屋
一人で宿泊したので、ダブルベッドのコンパクトな部屋に案内してもらいました。
木のぬくもりが感じられる内装で、清潔感もある居心地の良い部屋でした。
一人で泊まるには十分な広さがあり、窮屈さを感じることもありませんでした。
木の香りがほんのり残るような、山小屋のような落ち着いた雰囲気も印象的でした。
夜はアトラス山脈らしくかなり冷え込みましたが、部屋にジュラバが用意されていて、それを羽織れば十分暖かく過ごせました。

テラスからの景色
この宿で一番印象に残ったのが、テラスからの景色でした。目の前に広がるのは、アトラス山脈と豊かな緑だけ。
何もしない時間が、こんなに贅沢だと思えた場所は久しぶりでした。だからこそ、「また泊まりたい」と自然に思える宿になったのだと思います。

夕食
夕食は牛肉とデーツのタジンでした。
実は私はデーツの甘さが少し苦手なのですが、このタジンは牛肉との相性がとても良く、最後までおいしくいただけました。山の空気の中でゆっくり味わう夕食は格別で、トレッキングで疲れた体にも染みるおいしさでした。

食後にはデザートも用意されていました。
プリンのような優しい甘さのデザートで、トレッキングで疲れた体にちょうど良い甘さでした。
最後までゆっくり食事を楽しめたことも、このリヤドで過ごす時間を特別に感じられた理由の一つです。

朝食
朝食はベルベルオムレツを中心に、焼きたてのホブスやバトブート(モロッコのピタパンのようなパン)、オレンジジュース、コーヒー、ミントティーなどが並ぶ、モロッコらしい朝食でした。
ベルベルオムレツはとてもおいしく、朝からしっかり満足できる内容でした。
少し寝坊してしまいましたが、スタッフが部屋まで「朝ごはんだよ」と声をかけに来てくれました。
ツアー案内には朝食の記載がなかったので、朝食はないものだと思っていた私はびっくり(笑)。
思いがけず、おいしい朝食までいただけて嬉しかったです。


実際に良かったところ
また泊まりたいと思える景色
テラスから見えるアトラス山脈だけの景色は、他ではなかなか味わえない特別なものでした。
何もしない時間さえ贅沢に感じられ、「またここに泊まりたい」と自然に思える宿でした。
木のぬくもりが心地いい
部屋全体に木のぬくもりがあり、山あいの静かな雰囲気とよく合っていました。
山小屋のような落ち着いた空間で、ゆっくり過ごしたい人にはぴったりだと思います。
スタッフが親切
スタッフのホスピタリティが本当に素晴らしかったです。
フロントの方が日本語を勉強しているそうで、少し日本語で会話できたのも嬉しい驚きでした。
また、少し寝坊してしまったときには、スタッフが部屋まで「朝ごはんだよ」と声をかけに来てくれて、その気遣いにほっこりしました。
山の中でゆっくりできる
マラケシュのような賑やかさはなく、山の中でゆっくり過ごせるのが魅力でした。
周りには余計な音や刺激が少なく、自然に囲まれながらのんびり過ごしたい人にはぴったりの宿です。
食事がおいしい
ウェルカムティーから夕食、朝食までどれも満足度が高く、宿で過ごす時間そのものを楽しめました。特に牛肉とデーツのタジンは印象に残っています。
気になったところ
朝晩はかなり冷える
アトラス山脈の中にあるため、朝晩はしっかり冷え込みます。
部屋にはジュラバが用意されていました。最初は飾りかと思ったのですが(笑)、実際に羽織ってみるととても暖かく、朝晩の冷え込みでも快適に過ごせました。
私はウルトラライトダウンも持参していたので、ジュラバの下に着てちょうど良いくらいでした。

寒い時期や朝晩に外で過ごす予定がある方は、薄手のダウンや羽織りを持っていくと安心です。
周辺にはほとんど何もない
リヤドの周辺はとても静かで、お店は多くありません。
ただ、5〜10分ほど歩くとハヌート(個人商店)があり、ちょっとした飲み物やお菓子などを買うことはできます。
観光地のような賑やかさはありませんが、その分、ゆっくり過ごしたい人にはぴったりの環境でした。
日中は他の宿泊客の声は少し聞こえる
日中は他の宿泊客の話し声が聞こえることもありました。
とはいえ気になるほどではなく、夜はとても静かで快適に過ごせました。
のんびり過ごしたい人向け
リヤド周辺はとても静かで、自然の中でゆっくり過ごすのにぴったりの環境です。
一方で、観光や買い物をたくさん楽しみたい方には少し物足りなく感じるかもしれません。
忙しい毎日を少し忘れて、自然の中でゆっくり過ごしたい人には、とても居心地の良い宿だと思います。
料金・予約方法
私はアトラス山脈1泊2日ツアーに参加し、その宿泊先としてRiad Jnane Imlilに泊まったため、個別の宿泊料金は発生していません。ツアー代金にすべて含まれた形での滞在でした。
個人で宿泊を検討している方は、Expediaで最新の料金や空室状況を確認できます。
料金は時期によって変動するため、旅行日が決まっている場合は早めにチェックしておくのがおすすめです。
アトラス山脈ツアーに参加して宿泊だけでなく自然や文化体験もセットで楽しみたい方は、前回の記事もあわせてチェックしてみてください。
マラケシュ発アトラス山脈ツアー体験記|滝・料理体験・リヤド宿泊の1泊2日
こんな人におすすめ
- アトラス山脈へ行く予定がある人
- トゥブカル登山の拠点となる宿を探している人
- 静かな場所でゆっくり過ごしたい人
- 自然に囲まれたリヤドに泊まってみたい人
- マラケシュとは違うモロッコの魅力を味わいたい人
まとめ
「また泊まりたい」と思える宿には、なかなか出会えません。
Riad Jnane Imlilは、豪華なホテルではありませんが、木のぬくもりやアトラス山脈の景色、ゆっくり流れる時間がとても心地よく、今回のモロッコ旅行で一番印象に残った宿でした。
アトラス山脈へ行く予定がある方や、トゥブカル登山の拠点となる宿を探している方は、日帰りだけでなく、ぜひ一泊してこの静かな時間も味わってみてください。
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※海外からのアクセスもあるため、簡単な英語ガイドも掲載しています。
日本語部分だけで内容は完結していますので、必要な方のみご覧ください。
Summary for English speakers
Riad Jnane Imlil is a peaceful guesthouse in Imlil, at the foot of the High Atlas Mountains.
I stayed here during an Atlas Mountains tour and loved the wooden rooms, mountain views, and traditional Moroccan meals.
It’s a great choice if you’re visiting the Atlas Mountains or using Imlil as a base for Mount Toubkal.

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