初めてモロッコを旅行したとき、私は平均気温だけを見て荷物を準備しました。
冬だったので「厚着が必要だろう」と思い込んでいたのですが、実際に行ってみると、思っていたよりずっと暖かく、たくさん持って行った服はほとんど着ませんでした。
逆に寒かったのは、サハラ砂漠とアトラス山脈を越えるときです。
結論から言うと、モロッコ旅行の服装は「季節」よりも「どこへ行くか」で考える方が失敗しません。
モロッコ旅行では、厚手の服をたくさん持っていくよりも、脱ぎ着しやすい服装を組み合わせる方が快適に過ごせると感じています。
モロッコの服装は「季節」より「場所」で考える
これがこの記事の結論です。
モロッコと聞くと、「一年中暑い国」というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし実際は、季節よりも「どこへ行くか」で服装を考える方が失敗しません。
マラケシュなどの都市部は、冬でも日中は暖かい日が多くあります。一方で、サハラ砂漠は朝晩に冷え込み、アトラス山脈を越えるルートでは標高が高いため気温がぐっと下がります。
また、山間部にあるシャウエンも朝晩はかなり冷え込みます。私が10月末に訪れたときは朝の気温が10℃ほどで、宿の屋上テラスで朝食を食べながら震えていました(笑)。
このように、同じ日に半袖で歩ける場所とダウンが欲しい場所があるのがモロッコです。そのため、厚手の服をたくさん持っていくよりも、脱ぎ着しやすい服を重ねて調整できるようにしておくのがおすすめです。
私が実際に持っていく基本セット
ここからは実際に私が持っていっているものを紹介します。
| アイテム | 数 | 持っていく理由 |
|---|---|---|
| 長袖ロンT | 1枚 | 朝晩の冷え込み・日焼け対策 |
| 薄手トレーナー | 1枚 | 気温が下がったときに重ね着しやすい |
| デニムシャツ | 1枚 | 羽織りとして便利。脱ぎ着しやすい |
| UVカットパーカー | 1枚 | 日焼け対策・朝晩の羽織り・気温調整 |
| 黒のキャミワンピース | 1枚 | 涼しく、一番出番が多い。Insta360を付けても目立ちにくい |
| レギンスパンツ | 1本 | 街歩き・ラクダ・トレッキングまで対応 |
| スウェット上下 | 1セット | 機内着・パジャマ兼用。移動日に着るので荷物にならない |
| 下着 | 3セット | 洗濯前提なので3日分 |
| ヒートテック | 1枚 | 必須ではないが寒い日に調整用 |
| レギンス | 1枚 | 寒い朝晩や砂漠で使える |
| スニーカー | 1足 | 街歩きや石畳でも歩きやすい |
私が毎回持っていく服はほとんど同じです。季節によって大きく変えるのではなく、脱ぎ着しやすい服を組み合わせて対応しています。
※5〜9月頃の暑い時期は、この基本セットに半袖Tシャツを1枚追加しています。
ワンポイント
- スウェット上下は移動日に着ていくので、荷物としてはカウントしていません。
- 洗濯できる環境なら、服は3日分ほどで十分です。
- サハラ砂漠ツアーへ参加する場合は、砂で汚れることも多いため、トップスかボトムスを1セット予備で持っていくと安心です。
私がセーターを持っていかなくなった理由
逆にセーターは持っていくのをやめました。初めてのモロッコ旅行では持っていったのですが、砂漠では繊維に砂が入り込んでしまって扱いづらく、結局その後は着なくなりました。
防寒には、砂が入り込みにくく軽いウルトラライトダウンの方が使いやすいと感じています。
一番出番が多いのは黒のキャミワンピース
黒のキャミワンピースは毎回必ず持っていきます。風通しが良く暑い日でも快適で、一枚でコーディネートが決まるので、一番出番が多い服です。
また黒なので、Insta360 GO Ultraを胸元に装着しても目立ちにくく、街歩きでも使いやすいと感じています。
実際のコーディネート写真は、こちらの記事で紹介しています。
▶実際に私が現地で着ていたコーディネートを見る
季節別の服装
ここでは季節ごとの目安を紹介します。
ただし、同じ季節でも訪れる場所によって体感は大きく変わります。都市部・山間部・砂漠では気温差があるため、基本は脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
春(3〜5月)
日中は暖かく、長袖ロンTや半袖を基本に、UVカットパーカーを羽織るくらいで快適に過ごせました。
朝晩や標高の高い場所では肌寒く感じることもあるため、薄手の羽織りがあると安心です。
春の服装については別記事で詳しく紹介しています。
▶モロッコの服装はどうする?春(3〜4月)の気温別コーデ&持ち物ガイド
夏(6〜8月)
夏は日差しが非常に強く、都市部ではかなり暑くなります。紫外線対策や熱中症対策を意識した服装がおすすめです。
夏の服装については、別記事で気温や持ち物も含めて詳しく紹介しています。
▶モロッコの夏(7月・8月)の気温は?服装や暑さ対策を実体験を交えて解説
秋(9〜11月)
秋は昼間は暖かい日が多く、基本的には長袖をベースに重ね着で調整すれば快適に過ごせます。
ただし、シャウエンのような山間部や、アトラス山脈を越えるルートでは朝晩かなり冷え込みます。
秋の気温や服装、持ち物については別記事で詳しく紹介しています。
【2026年版】モロッコの秋(9〜11月)はどんな季節?気温・服装・持ち物を実体験で紹介
冬(12〜2月)
冬のモロッコは昼夜の寒暖差が大きく、朝晩はしっかりとした防寒対策が必要です。
冬の気温や服装、防寒対策、サハラ砂漠でのテント泊の準備については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎【2026年版】モロッコの冬は寒い?気温・服装・防寒対策を実体験で解説
私が失敗したこと
初めてモロッコへ行ったときは8泊の旅行だったのですが、「冬だから寒いだろう」と思い込み、上下セットの服を6日分も持っていきました。
でも実際は、マラケシュでは昼間暖かい日が多く、乾燥していて汗もあまりかかなかったため、持って行った服の中には一度も着なかったものが何着もありました。
その経験から、今では現地で洗濯する前提で荷物を準備しています。服は3日分ほどにして、気温に合わせて重ね着で調整するスタイルに変わりました。
違うのは服の種類ではなく、羽織る枚数。
暑い日はUVカットパーカー、少し肌寒い日はロンTにデニムシャツ、サハラ砂漠やアトラス山脈ではウルトラライトダウンを重ねれば、ほとんどの気温に対応できています。
だから今なら、平均気温だけを見て厚手の服を増やすより、脱ぎ着しやすい服を組み合わせることが大切だと感じています。
まとめ
モロッコには四季がありますが、日本のように季節ごとで服装を大きく変える必要はありません。
大切なのは、
- 季節よりも場所で考えること
- 脱ぎ着しやすい服を選ぶこと
- 砂漠や山間部だけ防寒を意識すること
これからモロッコ旅行を計画している方の参考になればうれしいです。
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