ミルレ(Mirleft)&シディイフニ|冬の海沿い散歩と“体感温度のリアル”ガイド

モロッコ旅行ガイド


ミルレ(Mirleft)とシディイフニ(Sidi Ifni)は、モロッコ南部にある観光地化が進んでいない海沿いの静かなエリアです。
今回は、海にせり出す天然トンネルの絶景と、そのあと訪れたシディイフニのこと。

さらに、「海沿いの冬ってどのくらい寒い?泳げるの?」という気になる“体感温度のリアル”も実体験ベースで詳しくまとめました。

これから冬〜春にモロッコの海沿いへ行く人の参考になればうれしいです。

※正式名称は「Mirleft(ミルレフト)」ですが、日本語では短く「ミルレ」と表記されることが多いので、当ブログでも「ミルレ」で統一します。

ミルレフト(Mirleft)はどんな街?

ミルレは、モロッコ南部のアガディールとシディイフニの中間にあり、アガディールからさらに南へ約150km、車でおよそ3時間ほど にある海沿いの小さな町です。観光地として大きく開発されているわけではなく、欧米人のロングステイ勢や、静かに過ごしたい旅行者に人気があります。

町の中心部はこじんまりしていますが、周辺にはきれいな海岸線が広がり、「観光地よりローカル寄りの海辺でゆっくりしたい人」に向いた場所 です。

北にアガディール、さらに北にエッサウィラ

見どころ「海にせり出す天然トンネル」

海岸にある大きな天然のアーチ(トンネル)。
Legzira Beach は、ミルレの街から車で約20分(約20 km)ほど、シディイフニの街からだとさらに近く、10 kmほどの位置にあります。
海風と波の浸食によって作られた場所で、景観が非常に迫力があります。

レグジラビーチは、本来は “2つの大きなアーチが並ぶ” ことで知られていました。

しかし、2016年に北側のアーチが自然崩落してしまい、現在は南側のアーチだけが残っています。
崩れた原因は、長年の波や風による浸食が進んでいたためで、地質的にももともと脆い部分が多かったと言われています。今残っているアーチも、時間の経過とともに形が少しずつ変化しているようです。

迫力満点。トンネルの下は石なのでサンダル推奨
2本目の橋があったところから
橋があったろころ。完全に崩れてます

2月のミルレ、日向は暖かいが、日陰は肌寒い

2月のミルレは、天気が良ければ日向は暖かく感じますが、海風の影響で日陰や風のある場所では肌寒いです。

私が訪れた日は晴天。ヒートテック+薄手のロンTでちょうどよい体感でした。ちなみにものすごい寒がりです。気温は15度となっていましたが、日向での体感はもっと暑く感じます。ただ、日陰はちょっと寒いです。

・直射日光 → 快適~やや暑い
・日陰・風 → 上着が必要

という印象です。

シディイフニへ移動|2月でも欧米人は普通に泳いでいた

ミルレから更に南へ移動するとシディイフニがあります。この街もローカル中心で、観光客は少なめです。

ここで驚いたのが、2月にもかかわらず、数人の欧米人が普通に海に入って泳いでいたこと。

日本人の感覚だと泳ぐには寒いため現実的ではありませんが、体感温度の受け取り方の違いと基礎体温を実感する出来事でした。

泳げて羨ましい…

冬〜初春(1〜3月)の気温と服装

このエリアの冬は、以下のような体感でした

  • 気温:15〜22℃前後
  • 海風で体感温度はさらに下がる
  • 晴れていると暖かい
  • 曇りや日陰はやや寒い

春頃の服装+サングラス+日焼け止め+日陰用に薄手ダウンがあった方が安心です。

女子ひとり旅での歩きやすさ

この時は友達と行ったので一人ではありませんでしたが、ミルレ・シディイフニともに落ち着いた雰囲気で、昼間の街歩きで不安を感じる場面は特になさそうだなと感じました。マルシェには欧米人の観光客もいます。

ただし、
・街灯が少ない
・夜は非常に暗くなる
ため、18〜19時以降の外出は控える方が安心です。

21時頃のミルレ。中心部を外れると人がほとんどいなくなります

シディイフニ(Sidi Ifni)の街の特徴

スペイン統治時代の建物が残っていて、
アールデコ風のデザインが見られる独特の街です。

海岸線が広く、静かに散歩できる環境。
観光地というより、長期滞在者向けのローカルタウンという印象でした。

シディイフニのカフェで一休み

ミルレ・シディイフニまでの移動方法

ミルレやレグジラビーチは、アガディールやマラケシュと比べるとアクセスしづらい場所にあります。最も安心なのは、アガディール発の現地ツアーを利用する方法。運転や道に不安がある人でも、まとめて連れて行ってくれるので楽です。

個人で行く場合の選択肢

マラケシュ → シディイフニ行きのバスを利用する

ONCF(バス会社)やSupratoursなど、マラケシュから南へ向かう長距離バスがあります。
シディイフニまで行けるので、そこからタクシーでLegzira Beachやミルレへアクセス可能。

アガディールでレンタカーを借りて向かう

アガディールで車を借りて、ミルレ → レグジラ → シディイフニ と南下するルートもおすすめ。

  • 道はほぼ海沿いの一直線
  • 景色がきれいで運転が楽しい
  • マラケシュなどの都市部と違い、交通量が少ない
    → 初心者でも運転の負担が少ないのが大きなポイントです。

レンタカー事情については、詳しくこちらの記事で紹介しています⇓

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まとめ|ちょっと大変だけど行く価値あり!

ミルレ〜シディイフニ周辺は公共交通の便が少ないため、「バスで行く → タクシー移動」または「レンタカー」 が現実的な選択肢になります。個人旅行の人は、事前に移動手段だけ決めておくと安心です。

ミルレ〜シディイフニは、観光地の賑わいとは違う “海沿いの静かな時間” が流れていて、南部ならではの落ち着いた雰囲気を味わえる場所でした。
モロッコの海沿いをゆっくり巡りたい人に、特におすすめのエリアですし、時間が許すのであればぜひ行ってほしいエリアです。

おまけ|ミルレでの宿泊メモ

私はミルレに2泊の予定で行ったのですが、街の落ち着いた雰囲気が気に入りすぎて、結局3泊しました。

2月のミルレはシーズンオフにあたるため、かなりリーズナブルに滞在できます。

私が泊まったのは3ベッドルームの一軒家(中庭・屋上付き)で、料金は二人で600MAD。
キッチン・冷蔵庫・洗濯機・レンジ・モロッコ伝統のサロン(リビング)もついていて、少し遠いですが屋上から海が見えるローカル感のある家でした。
ちなみに、シーズン中は2倍くらいの値段するそうです…。

夜はここでダラダラ
ドアを開けてるとどこかの子が遊びにきます
宿から10分くらい歩くと大西洋が見渡せます。


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