モロッコに3週間滞在すると、実際いくら必要?
私がマラケシュに3週間滞在したときの総額は、約14万円弱(航空券除く)でした。
観光はほぼなし、生活寄りのひとり滞在です。
この記事では、日本で事前に支払ったもの/現地カード払い/現金払いに分けて、リアルな内訳を公開します。
今回の滞在条件(前提)
まず、今回の滞在条件をお伝えしておきます。
- 滞在地:マラケシュ
- 期間:約3週間
- 人数:ひとり
- 観光:ほぼなし(少しだけ)
- 食事:自炊+スーパー・テイクアウト中心
- 宿泊費:1泊5,000円以下を目安
※今回は「立地・セキュリティ・設備」を優先して選びました。
さらに価格重視で探せば、もう少し抑えることも可能です。

観光メインの旅行とは条件が違うため、「生活寄りの滞在費」として参考にしてください。観光をたくさんする予定の方は、もう少し予算を多めに見積もった方がいいです。
日本で事前に支払ったもの
Airbnb(20泊・長期滞在割引あり)
約97,000円(20泊)
選んだ基準は、
- キッチン付き
- 洗濯機あり
- Wi-Fi安定
- 大通りから徒歩1分
- 徒歩10分以内にスーパーあり
- 事前にホストへ治安確認済み
という条件です。
価格だけを重視すれば、もっと安い物件もあります。
ただ私は安さよりも安心して暮らせる環境を優先しました。
滞在が長くなるほど、立地や設備のストレスは積み重なります。その分を含めて、この価格帯を選んでいます。
さらに抑えたい場合は、郊外エリアや設備をシンプルにすることで、宿泊費は下げることも可能です。
何を優先するかで、予算は大きく変わります。
空港 → 宿の送迎
約2,500円
タクシーなら1,500〜2,000円程度で済むこともありますが、
- 到着直後で疲れている
- タクシー待ちの列
- ぼったくりの心配
を考えると、空港送迎を頼むのは十分アリだと思います。

複数人で割れば、1人あたりの負担はさらに下がります。私はひとりだったので全額負担でしたが、それでも安心料として価値がありました。
現地で支払ったもの【カード払い】
スーパー(Marjane)での買い物
約20,000円
買い物は4日に1回ほど、まとめてスーパーへ。
結果として、食費は1日あたり約900〜1,000円程度でした。
ただし、外食中心にすると1日1,500〜2,500円ほどは見ておいた方が安心です。
食材、飲み物、テイクアウトなど、生活の中心はほぼスーパーでした。外食を控えた分、出費はかなり抑えられています。
朝食用のパン、卵、ハム、チーズ、ヨーグルト、ちょっとした日用品(トイレットペーパの買い足しなど)。飲み物は水やジュース。たまにテイクアウトでモロッコ料理、などの金額です。
Marjaneについては、長期滞在で本当に助かったスーパーなので、【マルジャンの記事】で詳しくまとめています。

観光(少しだけ)
約15,000円
観光は2回のみでした。
・半日ツアー × 1回
・1泊2日のアトラスツアー × 1回
今回は観光目的の滞在ではなかったため、アクティビティ費用はかなり抑えています。
観光をメインにする場合は、1回のツアーで1〜2万円ほどかかることもあるため、予算はもう少し多めに見積もっておくと安心です。
私が参加したツアーの詳細は、別記事でまとめています。

現地で支払ったもの【現金払い】
ハヌート(個人商店)
金額は少額のため、細かい合計は記録していませんが、3週間で合計2,000〜4,000円程度だったと思います。
水1本、ジュース、お菓子など、小さな買い物はほぼハヌートで済ませていました。
1回の支払いは5〜20ディルハム程度。
ハヌートなどのローカル店舗は現金のみが多いため、モロッコではある程度の現金は必要です。

チップ・トイレ代など
公衆トイレや小さなサービスへのチップ。
金額は小さいですが、現金は必須です。
トイレは1回1〜5ディルハム。
レストランでのチップは10〜20ディルハム程度。
こういった細かい出費は、カードでは対応できません。
滞在中に何度も発生するため、小額紙幣やコインを常に持っておくことが大切です。
チップ文化については以下で詳しく解説しています。
▶【モロッコのチップ事情まとめ】
実際に用意したお金と、使った金額
今回は使いすぎないように、でも長期滞在で心配なので、あらかじめ少し多めに用意していきました。
持参したもの
・プリペイド型クレジットカード:
5万円 × 2枚(用途を分けて管理)
・現金:約7万円
(うち約1万円は空港で両替)
モロッコ旅行での現金の目安については以下で詳しくまとめています。
▶モロッコ旅行の現金はいくら必要?ツアー・個人旅行別の目安とATM事情
それぞれの役割
・カード① → スーパーや観光などの決済用
・カード②(Wise) → 現地ATMでの現金引き出し用
・現金 → ハヌート・チップ・トイレなど少額支払い用
という形で分けていました。
実際の結果
・プリペイドカード①:スーパーや観光などの決済(1万円程残り)
・プリペイドカード②(Wise):ほぼ使わず
・現金:約5,000円程度しか使用せず
結果:かなり余った
正直、こんなに余るとは思っていませんでした。
それでも、「足りなかったらどうしよう」という不安があったので、多めに用意して正解だったと思います。
結果としては観光をほとんどしなかったこともあり、出費は想定よりかなり抑えられました。
Wiseは使わなかった?
現金引き出し用としてWiseカードも用意していましたが、空港で両替した1万円で足りたため、今回はATM引き出しは使いませんでした。
ただ、いつでも引き出せる状態にしておいたこと自体が大きな安心材料でした。
実際に使わなかったとしても、いざという時の選択肢があることは、ひとり旅ではかなり心強いです。
随分前のモロッコ滞在では、プリペイド型クレジットカードを1枚だけ持って行き、Wiseは持っていませんでした。
滞在終盤、現金が少し足りなくなり、そのカードはATMで現金引き出しができないタイプだったため、急遽両替所を探すことに。
両替所が大通りから少し奥まった場所にあり、しかも夜だったこともあって正直かなり不安でした。両替後はものすごく周りを警戒しながら歩いてました。
結果的には問題ありませんでしたが、その時に「引き出せるカードがあれば…」と強く思ったのを覚えています。
その件以降は、使わなくてもいい保険としてWiseを持っていきました。
WISEカードについては以下で詳しくまとめています。
▶【2026年版】モロッコの支払い方法まとめ|現金はいくら必要?WiseカードとATMのリアル
出費が少なかった理由
今回出費が抑えられたのは、
・観光は最低限
・外食を控えた
・スーパー中心の生活
・お土産ほぼなし
という「生活寄り」の滞在だったからです。
つまり、観光や外食の比率で総額は大きく変わります。
観光メインの場合はいくら必要?
私のケースでは約14万円でしたが、
もし
・サハラ砂漠2泊3日ツアー
・アガファイ砂漠ディナー
・日帰りツアー複数回
・レストラン中心の食事
・お土産をしっかり購入
といった旅行スタイルなら、
+5〜10万円は見ておくと安心です。
つまり、
生活寄り:14万円前後
観光寄り:19〜24万円前後
が一つの目安になります。
さらに変わるポイント
・ホテル滞在にする
・旧市街のリヤドを選ぶ
・毎日外食
・高品質アルガンオイルを購入
こうなると、
25万円を超えることも普通にあります。
まとめ|モロッコ滞在費は「過ごし方次第」
モロッコ旅行・滞在にかかる金額は、観光重視か、生活重視か、外食中心か、で大きく変わります。
今回のように観光ほぼなし・生活寄りの滞在であれば、想像していたより出費は抑えられると感じました。逆に、観光をたくさんして、外食を楽しんで、お土産もたくさん買う、という旅行スタイルなら、もっと予算を多めに見積もっておいた方が安心です。
モロッコは「思ったより安い」こともあれば、「思ったよりかかる」こともある国です。だからこそ、自分の旅のスタイルを基準に考えるのが一番確実です。
これからモロッコ旅行を考えている方の、予算の目安として参考になれば嬉しいです。
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