モロッコはレンタカーがあると、アトラス山脈やサハラ砂漠、海沿いの町まで自由に巡れる魅力的な国です。
一方で、
- モロッコで日本の免許は使える?
- 運転は危険?初心者でも大丈夫?
- AT車は借りられる?
- 山道や砂漠方面を運転するときの注意点は?
など、不安に感じる方も多いと思います。
私自身、現地で何度も長距離ドライブを経験し、マラケシュ市街地からアトラス山脈、サハラ砂漠方面まで、現地の友人が運転する車で実際に移動しました。私は助手席でしたが、現地の運転や道路状況を間近で見てきました。
この記事では、
- レンタカーに必要な書類
- モロッコならではの道路事情
- 運転するときの注意点
- 実際に走って感動した絶景ルート
を、実体験をもとに紹介します。
レンタカーがあると、アトラス山脈やサハラ砂漠など公共交通では行きにくい場所も、自分のペースで巡れるのが魅力です。
ただし、日本とは道路事情や運転マナーが大きく異なるため、海外での運転に慣れていない方や市街地の運転に不安がある方は、ツアーや専用車という選択肢も検討してみてください。
モロッコでレンタカーを借りる前に
必要な書類
モロッコでレンタカーを利用する場合は、次の書類を準備しておきましょう。
- 国際運転免許証(ジュネーブ条約に基づくもの)
- 日本の運転免許証
- パスポート
- 運転者本人名義のクレジットカード
- 予約確認書
必要書類や年齢条件はレンタカー会社によって異なるため、予約前に必ず確認してください。車を借りた後は、レンタカー契約書も車内に保管しておきましょう。
また、町の出入口などで検問が行われることもあるため、パスポートやレンタカーの書類はすぐ取り出せる場所にまとめておくと安心です。
💡申請方法や交付までの期間は窓口によって異なるため、旅行前に管轄の運転免許センターなどで確認しましょう。有効期限は発行日から1年間なので、旅行前に余裕を持って準備しておきましょう。
国外運転免許証や長期滞在時の免許の扱いについては、在モロッコ日本国大使館の案内も渡航前にご確認ください。
▶在モロッコ日本国大使館|運転免許証
レンタカーを予約するときのチェックポイント
料金だけで選ぶのではなく、次の点も確認しておくと安心です。
- 保険の補償内容
- 車両の状態
- 24時間サポートの有無
- AT車・MT車の指定ができるか
モロッコではAT車(オートマ車)の台数が少なく、MT車より料金が高めです。AT限定免許の方は、希望する車種を確保するためにも早めの予約をおすすめします。
モロッコの運転事情|日本との違い
右側通行で左ハンドル
モロッコは右側通行・左ハンドルで、日本とは逆です。
最初は車線や右左折の感覚に戸惑いやすいため、慣れるまでは慎重に運転しましょう。
市街地の運転は想像以上にハード
マラケシュやフェズでは、車だけでなく歩行者やバイク、ときには馬車まで同じ道路を走っています。
車線変更も日本のように譲ってもらえることは少なく、自分でタイミングを見て入る場面が多い印象でした。
また、追い越しや車間距離など、日本とは運転スタイルが大きく異なるため、最初は驚くかもしれません。

ラウンドアバウト(環状交差点)にも注意
モロッコではラウンドアバウトが多く、日本ではあまり見慣れない方もいるかもしれません。
ラウンドアバウトでは、環状内の車が優先とは限りません。入口の一時停止や進路を譲る標識、路面表示を確認し、周囲の車の動きにも注意して進みましょう。
私が見ていた限りでは、帰宅ラッシュのような混雑する時間帯は車の流れが途切れにくく、進入のタイミングを見極めるのが難しそうだと感じました。現地のドライバーはスムーズに流れへ入っていましたが、日本のジッパー合流のような感覚とは少し違う印象です。
私は助手席で見ているだけでも『これは自分だったら入れないかも…』と思う場面が何度もありました(笑)
アトラス山脈の山道は慎重に
アトラス山脈を越えるルートは景色が素晴らしい一方で、急カーブや崖沿いの道も多くあります。
ガードレールがない場所もあり、現地ドライバーは比較的スピードを出して走ることもあるため、無理のない運転を心がけましょう。
夜間の運転はできるだけ避けよう
都市部を離れると街灯が少なく、道路も暗くなります。
動物の飛び出しや道路状況が見えにくくなるため、初めてモロッコで運転する方は日中の移動がおすすめです。
モロッコで使える地図アプリや、事前に準備しておきたいオフライン機能はこちらで紹介しています。
▶【2026年版】モロッコ旅行で使える便利アプリ|Uber・配車アプリの最新事情も解説
ガソリン事情を知っておこう
都市部なら困らない、地方は早めの給油を
マラケシュやフェズなどの都市部では、ガソリンスタンドを探すのに困ることはほとんどありません。
一方で、サハラ砂漠方面や山間部ではスタンドの数が少なくなるため、長距離を走る前は満タンにしておくのがおすすめです。
特に砂漠方面では、途中で給油できる場所が限られることもあります。

給油はスタッフにお願いすればOK
モロッコのガソリンスタンドは、スタッフが給油してくれる有人式が一般的です。
「Essence(ガソリン)」と「Gasoil(ディーゼル)」を間違えないように伝えましょう。
スタッフからフランス語やアラビア語で話しかけられることもありますが、燃料の種類さえ伝えられれば困ることは少ないと思います。
※ガソリン価格は時期によって変動するため、旅行前に最新の価格を確認しておくと安心です。
チップは必須ではない
給油だけであればチップは必須ではありません。
ただし、窓拭きやタイヤの確認までしてもらった場合は、追加対応へのお礼として少額のチップを渡すこともあります。
最初から小銭を用意しておくとスムーズです。
検問について|最初はびっくりするけど大丈夫
モロッコでは検問をよく見かける
モロッコを車で移動していると、町や村の出入口などで検問を見かけることがよくあります。
初めて見ると少し緊張するかもしれませんが、制服を着た警察官や憲兵隊(Gendarmerie Royale)による正規の検問なので、過度に心配する必要はありません。
私が通ったときは止められませんでした
私も車で何度も検問を通りましたが、実際に止められて書類確認を受けたことはありませんでした。
慣れてくると、「町の出入口には検問があるのが普通なんだな」と感じるようになりました。
スムーズに通るためのコツ
私が同乗して通過した範囲では、そのまま進むよう合図されることがほとんどでした。ただし、車や状況によって確認を受けることもあるため、停止を求められたら落ち着いて指示に従いましょう。
停止を求められた場合は、
- 窓を開けて挨拶する
- パスポートやレンタカーの書類を提示する
- 落ち着いて指示に従う
書類はすぐ取り出せる場所にまとめておくと安心です。
運転するときのポイント
保険は補償内容をしっかり確認
モロッコでは日本とは道路事情や交通環境が異なるため、万が一に備えて補償内容が充実した保険を選ぶと安心です。
対人・対物補償のほか、車両保険や盗難補償の有無も予約前に確認しておきましょう。
緊急時の連絡先を準備しておこう
出発前に、次の連絡先をスマートフォンへ登録しておくと安心です。
- レンタカー会社の24時間サポート
- 在モロッコ日本国大使館
- 現地警察
- 保険会社の緊急連絡先
また、Google Mapsなどの地図アプリは、オフラインマップをダウンロードしておくことをおすすめします。
クラクションはコミュニケーションの一つ
モロッコでは、日本よりもクラクションを使う場面が多くあります。
必ずしも怒っているわけではなく、「ここを通ります」「近くにいます」といった合図として鳴らすことも珍しくありません。
最初は驚くかもしれませんが、現地では比較的一般的な運転スタイルです。
まとめ|レンタカーは運転に慣れている人におすすめ
モロッコは日本とは道路事情や運転マナーが大きく異なるため、レンタカーを利用するなら事前の準備と慎重な運転が欠かせません。
一方で、運転に慣れている方なら、公共交通では行きにくい場所へ自由に立ち寄れたり、自分のペースで旅を楽しめたりと、レンタカーならではの魅力があります。
私は助手席から何度もモロッコを移動しましたが、アトラス山脈やサハラ砂漠へ続く道など、車だからこそ出会える景色がたくさんありました。
ただし、海外での運転に慣れていない方や、市街地や山道の運転に不安がある方は、無理をせずツアーや専用車を利用するのもおすすめです。
私のように海外での運転に不安がある方は、移動や観光がセットになった現地ツアーを利用する方法もあります。行き先や日程から選べるので、レンタカーと比較しながら自分に合う移動方法を検討してみてください。
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無理のない移動手段を選び、安全第一でモロッコのドライブを楽しんでください。
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